「アイコント」 乙女(一部)の悩み事

「はぁ・・・」

「?」

「はぁ・・・」

「・・・まき絵。どうしたんや?」

「なんだ、亜子か・・・」

「あれ、どうしたの?」

「なんやまき絵が元気無いみたいなんや」

「はぁ・・・」

「落ちてるものでも食べたんじゃない?」

「さすがにそれは・・・いや、でもまき絵なら・・・」

「2人ともひどいよ!」

「ごめん ごめん」

「私だって落ちて3秒以上経ったものは食べないってヴぁ!」


「え゛」 「え゛」

「・・・・・」


「・・・・・」 「・・・・・」

「私だって落ちたものは食べないってヴぁ!」

「あ、言い直した」

「言い直したね」

「・・・・・」

「ところでまき絵、今日は元気ないけど何かあったの?」

「ほんまや~」

「だって・・・明日はアレがある日じゃない!」

「あれ???」

「!?」

「そうそう」

「明日何かあったっけ?」

「あるでしょ!私たちにはとっても重要なことが!」

「うーん・・・」

「本当に分からないの?」

「うん」

「明日は魔の身体測定の日じゃない!」

「魔の意味が分からないけど・・・」
「そういえば明日だったね」

「だから気分が乗らないの」

「そんな、まき絵細いから体重なんて増えてないって」

「そっちじゃない」

「別に女の子なんだから身長低くても大丈夫だって」

「そっちじゃない」

「・・・あ、あ~乳的なものね」
「ま、まあ、そのうちまき絵も勝手に大きくなっていくって~」

「あなたとは違うんです!」

「え・・・」

「ゆーなみたいに誰でも大きくなるとは限らないんだよっ!」

「・・・う、うん」

「(ブツブツ・・・)」

「ねぇ、亜子」
「亜子からも何か言ってあげてよ」

「育ち盛りですからっ!」

「こっちもか!?」

「(ブツブツ・・・)」

「2人とも気にし過ぎだって」

「なんで、なんでなんで」

「何が・・・」

「ゆーなが急に大きくなったのには何か秘密があるはずだよ」

「特に何もして無いけど・・・」

「嘘やッ!」

「強いて上げるとすれば・・・牛乳を飲んだくらいかな~」

「そんなの既に実行済みだよ」

「私に言われても・・・」

「そうや」
「確か胸を揉んだらいいって聞いたことあるで」

「!?」

「(ニヤリ)」

「まき絵さん~なんですか、その手の動きは・・・」

「揉むぜぇ~超揉むぜぇ~」

「ちょ、まき絵~やめっ・・・あ・・」

「まき絵、ゆーなの揉んでどないするんや」

「あ、そっか」

「・・・・・」

「つい勢いで、ゆーなごm(ry・・・」

「この、お返しだ!」

「えっ・・ちょ、うわ・・・そこは・・・」

「らめぇぇぇ~~~」

「え、らめぇ~って・・・」

「うん、ちょっと引いたわ」

「真顔で言わないでよ!」

「はぁ・・・」

「また最初に戻ってもうた」

「まあ、2人とも大丈夫だって!」
「きっと成長してるって!!」

「そうやろか?」

「うんうん」

「そうだよね!私だってきっと・・・」

「そうそう、だから希望を捨てたらダメだって!」

「うん、分かった!!」

「今のなにげに失礼な発言だったような気もするんやけど・・・」

「え、気のせいだって」

「そうだよ亜子!!」
「私たちだってきっと大きくなってるって」

「そやな、きっと大丈夫やな、うん」

「(ふぅ、なんとか収まったか・・・)」
「(ホント乳の恨みは恐ろしい・・・)」
そして次の日~♪

「ゆーな、どうやった?」

「うん、また大きくなってたよ」

「ちっ」

「あれ・・・」

「アキラはどうだったんや?」

「まあ、まあ、かな」

「そういえばアキラ初登場だね」

「うん、今回は出られないのかと思ってひやひやしてたよ」

「そうなんや」

「もしかして私のキャラって使いにくいのかな?」


「・・・・・」 「・・・・・」

「否定してよ!」

「ところで亜子はどうだったの?」

「実はやな~」

「0.5センチも増えてたんや!」

「それってほとんど変わってn(ry・・・」

「おめでとう、亜子!」

「ありがとうな~」
「ウチもやれば出来る子なんや!」

「変わってn(ry・・・」

「ゆーな、それ以上は言ってはダメだ」

「う・・・うん、分かった」

「?」

「それにしてもまき絵遅いね~」

「何してるんやろ?」

「あ、帰ってきたよ」

「・・・・・」

「どうだったまき絵?」

「ウチなんて0.5センチも大きくなってたんやで」

「・・・まき絵?」

「・・・・・」
・
・
・

「ごらんの有様だよ!」
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